竹工芸・木工芸
竹工芸・木工芸のご紹介
竹工芸・木工芸
人々は、人類誕生時から竹林と樹木、石材を活用してきました。その活用技術は、生活様式の変化とともに飛躍的に伸びます。
日本では、家屋、寺社の建設から調度品、武具、楽器、装飾品に至るまで欠かすことのできないものとなります。それらの制作技術は職人の手によって、今も受け継がれているのです。
成長の早い竹は、国内だけでも600種にも上りますが、竹細工に利用するのは、主に真竹です。縦に割れ(割裂性)、強度のある竹は割る、剥ぐ、曲げる、編むことができ、くまもと工芸会館では、一般的な笊、籠、手提げから高度な技術を要する煤竹(油抜き竹)を使用するインテリアづくりを行っています。花器、コースターづくりなどが体験できます。
古くは、婚礼時に持参したという花桶、産湯桶、手水桶で知られる川尻桶の専門職人は、もういなくなりました。くまもと工芸会館では、職人が「文入れなどの箱物やまな板づくり」を中心に製作しています。お箸づくりが体験できます。