川尻の藩蔵(2棟)

川 尻に残る御蔵は、1680年、江戸時代の藩主 細川綱利により、藩の年貢米倉庫として建てられました。川尻に現存する御蔵二棟は木造平屋建てで約660平方メートルと約200平方メートル。現在の熊本 市や宇土市、益城町から二十万俵の年貢米が集まり、十五万俵は大坂、五万俵は熊本城へ送られました。また、川尻は藩の年貢米だけでなく、国内からの生活物 資や、遠く中国からの陶磁器や絹織物なども入ってきました。御蔵の前には長さ150メートル、13段(現在は14段)の石段を持つ御蔵前船着場や旅籠、船 宿、手渡しなどが栄えていたそうです。

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御蔵前船着場

 

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金太のつぶやき

私たちの暮らしの中で生命を吹き込まれ育まれてきた熊本の伝統工芸品。その伝統工芸品は、時代を超えて芸術性を増し、国境を越えて人々の心に優しさと安らぎを与えています。また、日本の四季が、「創造」と「感性」の豊かさを育み熊本の工芸品に彩りを持たせてきました。海路交通が盛んな時代、海の玄関口であった肥後(熊本)の川尻は、必然的に工芸が生まれる土地柄にあり、その伝統を今日まで継承している町です。川尻のまちづくりの観光スポット「くまもと工芸会館」では伝統工芸普及のために工芸逸品の展示販売と各種工芸教室を開催しています。皆様方の新鮮で創造豊かな感性を「くまもと工芸会館」でぜひ創作してください。