幻の絹「小石丸」と天然藍染めの染織展


 

会 期 平成25年5月15日(水)~19日(日)

 

時 間 10:00~17:00  最終日は16時まで

 

会 場 くまもと工芸会館   熊本県熊本市南区川尻1-3-58 Tel: (096)358-5711

 

日本の原種蚕である「小石丸」は蚕の中で最も細い糸をはき、艶があって張力が強く、天然藍で染めてもけば立たないなど優れた特性を持っています。しかしあまりにも小さく繭糸量が少ないため経済性にかけるとの理由で姿を消し、幻の絹、天女の羽衣と伝説化されるようになりました。  軽く、柔らかく、しなやかで、薄くてもあたたかい、美しい艶、絹本来の全ての良さを最高のレベルで併せ持つのが、この小石丸なのです。綾の手紬では最高の絹製品を製作するためにこの小石丸を養蚕し、繭からの糸引き、染め、織りと原料生産から作品制作まですべての工程を工房で行っています。

 

今回の展示会では生きた蚕を持ち込み飼育する養蚕の様子の展示や、繭から糸を引く作業の実演など、希少な伝統産業である養蚕の様子をご紹介し、小石丸の繭から作ったシルク製品を展示販売します。30 点

 

染めは古来より伝承されてきた天然灰汁建てによる日本の藍染。日本だけに残る、タデアイからすくもによる藍濃縮の技術を用いた藍染です。その色は自然で深みがあり、冴えがあるのにやわらかい色です。また天然藍は美しいだけでなく肌に優しい、防虫効果があるなど実用的な面でも他の染料にはない魅力があります。こちらは洋服を中心に、インテリア、小物などの展示販売を行います。300 点

 

この機会に、天女の羽衣、本物の藍の美しさに触れてみてください。

 

本件に関するお問い合わせ先
綾の手紬染織工房 担当:高野朝章
TEL 0985-77-0156  FAX 0985-77-2577
E-mail このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。   
URL http://shop.ayasilk.com/

金太のつぶやき

私たちの暮らしの中で生命を吹き込まれ育まれてきた熊本の伝統工芸品。その伝統工芸品は、時代を超えて芸術性を増し、国境を越えて人々の心に優しさと安らぎを与えています。また、日本の四季が、「創造」と「感性」の豊かさを育み熊本の工芸品に彩りを持たせてきました。海路交通が盛んな時代、海の玄関口であった肥後(熊本)の川尻は、必然的に工芸が生まれる土地柄にあり、その伝統を今日まで継承している町です。川尻のまちづくりの観光スポット「くまもと工芸会館」では伝統工芸普及のために工芸逸品の展示販売と各種工芸教室を開催しています。皆様方の新鮮で創造豊かな感性を「くまもと工芸会館」でぜひ創作してください。