草木染のペルシャ絨毯とキリム・ギャッベ展


会期:平成26年 5月21日(水) ~ 25日(日) 
        午前10時 ~ 午後6時 (最終日は午後5時まで)
 
会場:熊本市くまもと工芸会館 企画展示室 「創」 2F 
    熊本市南区川尻1丁目3-58 

内容:PDF版はこちら

昔ながらの手紡ぎ、草木染めの伝統技法を研究し、現代に甦らせたミーリー工房(1820年創業・イラン)のペルシャ絨毯・キリムと遊牧民カシュガイ族のギャッベの展示・販売です。ミーリー工房の作品は、九州国立博物館やロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館など世界中の美術館・博物館に約30枚が収蔵され、数多くの賞を受賞しております。また、2011年からは、日本の重要無形民族文化財である京都・祇園祭の南観音山鉾にミーリー工房の真珠織りが懸装され、毎年祇園祭で飾られています。
             
今回ご紹介するイランのミーリー工房のカシュガイキリムは、寒暖の差が激しいイラン高原の羊の毛を手で紡いでいるので、夏は涼しく、冬は暖かです。染料はすべて天然染料(藍・茜)で染上げます。また、遊牧民の生活から生まれた可愛らしいデザインのギャッベの絨毯を実生活の中でどの様に使い、楽しむことができるのか。伝統的な織り方や自然染料の鮮やかさと安全さを実感していただき、デザインに織り込まれる文様の意味や、織り手の想いをご紹介させていただきます。
 
出品作品数 約200点
   

「ミーリーキリムについて」
             
キリムは和室・モダンなど空間を選ばず、気軽に楽しむことができるインテリアのスパイスです。ソファーや別途のカバーとして、テーブルセンター、タペストリーなど、使い方は自由自在。お手入れ・洗いが簡単なので、キッチンなど汚れやすい場所にも最適です。藍、茜、クルミやザクロの皮などの堅牢度の高い天然染料しか使いませんので、目に優しく癒しの効果があります。藍、茜には防虫作用があり、ウールにも抗菌作用があるので、お家が清潔に保たれます。
 
 「ギャッベについて」
  高級で高価といわれるペルシャ絨毯ですが、ペルシャ絨毯の中でも特にギャッベは、大変リーズナブルでいて可愛らしい絨毯です。イランの遊牧民カシュガイ族の人々が、自分達が生活で使う為に簡単で早く織上げる為に糸を太く、毛足を長く、単純なデザインで織られます。遊牧民の人々の生活の一部となっている可愛らしいギャッベ絨毯は、日本の住生活において落ち着いたアクセントとなり多くのファンがおられます。


 

 

お問い合わせ先  

ギャラリーヤマダ TEL 096-325-8805

金太のつぶやき

私たちの暮らしの中で生命を吹き込まれ育まれてきた熊本の伝統工芸品。その伝統工芸品は、時代を超えて芸術性を増し、国境を越えて人々の心に優しさと安らぎを与えています。また、日本の四季が、「創造」と「感性」の豊かさを育み熊本の工芸品に彩りを持たせてきました。海路交通が盛んな時代、海の玄関口であった肥後(熊本)の川尻は、必然的に工芸が生まれる土地柄にあり、その伝統を今日まで継承している町です。川尻のまちづくりの観光スポット「くまもと工芸会館」では伝統工芸普及のために工芸逸品の展示販売と各種工芸教室を開催しています。皆様方の新鮮で創造豊かな感性を「くまもと工芸会館」でぜひ創作してください。